人生がどんどん好転する!上手な【脳(RAS)】の使い方

この前書いた心理学について結構みんな興味あったようなので、

今回は僕が普段意識的に使ってる『脳の仕組み』についてお話します。

 

自分の考えをまとめたり、備忘録用でもあります。

(※今後追記もしてくかも)

 

Koichi
まぁほとんどはこれからもこのブログはゆるーい話だとは思いますがw、結構知ってるとお得な情報だと思うので良かったら読んでください。

 

脳内の言葉は「自分の意思」と「プログラミングによる反射」の2種類

 

まず頭の中で浮かんでくる言葉は「自分の考えではない」ということを知るのが大事です。

厳密に言えば

・自分の意思で話してる言葉

・勝手に選択肢として出てくる言葉

の2種類あります。

 

過去の学習などから、何か物を見たり考えたりしてると、様々な連想をしてものすごい勢いと量で言葉を自動的に並べてきます。

それを全て自分の気持ちなどと思ってしまう人がほとんどだと思いますが、それによって自分の取るべき行動を抑えてしまったり、自分の望まない気持ちをずっと味わっているなんてことにもなります。

 

簡単な例でわかりますが、

声に実際出して言えることは自分の意思です。

声に出したり、止めることは自由にできますよね?

 

でも心の声(頭の中の言葉)は

・自分の意思で話してる言葉

・こんなこともう考えたくないのになんで浮かんでくるの…

の2種類あると思います。

 

自分の意思なら、二つ目の考えたくないことはコントロールできるはずですよね?

なので「自分の意思」と「意思ではない自動プログラム」があるということです。

 

例えば「ダイエットしたい」「筋トレしたい」「この勉強やるぞ」という意思に対して脳は

「エッ、面倒じゃない?」

「無理でしょ、ムリムリぃ〜」

「やっても意味ないかもよ??」

などランダムに投げかけてきます。

 

この言葉たちを自分の意思と考えることで多くの人はいろんなことに制限をかけています。

次になぜこのような言葉が浮かぶのかを見ていきます。

 

脳にとって一番大切なのは「生命の維持」

 

脳には「変化を止めようとする働き」があります。(心理学的ホメオスタシスと呼ばれる)

これには古い脳と言われる「大脳辺縁系」が関わってきます。

 

「情動や本能的な行動」を司る部分でもあるので、かなり強い影響力を持ちます。

例えば太古の時代に

・新たな獲物を求め生活圏から離れた場所を開拓する➡︎獣に襲われて命を落とすかも

・食べたことない新種を食べる➡︎毒があって命を落とすかも

など何かを変えることで「命を脅かされる可能性がある」という、人に刻まれた記憶による抵抗が生まれていると言われています。

 

要は、

「今普通に生きられてるんだから、余計なことしないでくれよー」

というのが脳の本音って感じですね。

 

なので何か新しいことをするときに

「不安」「寂しさ」「できない理由を思いつかせる」

など全力で脳が止めにくる仕組みがあるということです。

 

自分の脳に抗うんだから、それは一筋縄ではいかないですね。

次に自分が望まない考えを頭に置いとくことでの影響を見ます。

 

 RASを有効に使わないと損

 

脳が一瞬で処理できる情報の量は限られています。

(※個人差はあるが、およそ1秒に2,000個の情報を感知していて、同時に認識できるのは8〜16個)

そのため脳は「自分にとって重要な情報だけを認識するスクリーニングシステム」があります。

 

それが

RAS(毛様体賦活系)

と言われるものです。

 

普段見てるもの聞いてるものは、実は「自分に必要なものを選んでいる」ということです。

 

例を挙げます。

有名な心理効果として「カラーバス効果」があります。

 

やってみましょうかね。

では5秒ほどで、あなたの周りにある「赤いもの」を探してください。

終了したら探すのをやめてこの画面を見ていてください!(もう探さないようにして次に進んでください)

 

では今一度質問します。

あなたの周りに「黄色いもの」は何がありましたか?

 

「えっ?黄色?なかったような・・・」

まぁ実際部屋にあるものは違うので色はあくまで例えだと思って下さい。

 

要は脳に「赤いもの」と指令を出して見てる時は、実際視界に入ってるにも関わらず

「黄色いもの」は認識出来ていないということです。

 

これが「RAS」です。

 

もっと生活内で「例」をあげると、

洗濯機壊れちゃったじゃん。新しいの探さないと

⬇︎

チラシで洗濯機の特売を発見。ラッキー!と思うが実は毎週そのチラシは入っていた。(気づかなかっただけ)

 

この車かっこいいなー欲しいなー

⬇︎

急に街中でその車が目に入るようになる

 

視覚情報だけじゃなく

雑踏などガヤガヤした場所などで“自分の名前”を呼ばれると「スッと」入って聞こえる。

など音声情報もこのRASです。

 

「見る・聞く・話す・考える」ものは超ちょう重要!

自分に関係するもの、自分にとって必要だと脳が認識してるものを選択しているなら

「意識的に脳に重要と思わせること」が大切です。

 

どういうものを重要と思うかというと

・繰り返し話してる言葉

・繰り返し見てるもの

・繰り返し聞いてる言葉

・繰り返し考えてること

です。

 

なので何を「見て・聞いて・話して・思考する」のかはものすごく気をつけないといけません。

 

だから僕はニュースやSNSを意識的に見ません。

 

もちろん重要な情報もあるので全ては否定しませんが、

「繰り返し見せられる気持ちの沈むようなニュース」

「他人への誹謗中傷がかなりの確率で意図せず目に入るSNS」

「潜在意識に刷り込まれるような企業とのタイアップ番組(購買をコントロール)」

などなど、結構コントロールされてることが多いです。

 

僕も「柴犬」見たさにインスタは見ますよ。笑

なのでかなり強い意思を持ったり、目的意識や制限を持ちながら見ないと、

「望まないものを自分に必要なものと認識してしまう」ということです。

 

その結果集まってくる「情報・運・人脈」みたいなものに大きな影響力を及ぼします。

 

叶えたいことがあるなら「なりきる」こと

もちろんこの仕組みを有効に使うことができます。

というかこっちだけで良いです。

 

これは僕がプロのミュージシャンになるまでに無意識にやってたことでもあります。

なので後でこの脳の仕組みを知ったときに、すんなり受け入れられたんですよね。

 

要は「なりたいもの」があったら「自分はすでに叶っている」という風になりきるということです。

おままごとの延長です。

 

自分がすでになりたいものになっている、叶えたいことを叶えているという気持ちでいることは

「脳に必要なことを伝えている」ということになります。

 

そうすると、僕の場合プロになるのに必要なことが見えてきたり、そういうチャンスに恵まれたりとなったという感じです。

これはスピリチュアルなことでも、おまじないでもなくて「脳の仕組み」によるものだったと気付いてから意識的に使うようにしてます。

 

Fake it , till you make it.

「フリを続けていれば、いつか本物になる」みたいな意訳です。

 

これはホントそうだと思うので、次の「夢・目標」に向けていつもおままごとしてます。笑

単純に気分もいいですしね。

この気分の良さも大事なんですよね〜。

 

脳の主人(あるじ)は自分と思い知らせる

 

さて、最初の方に話したことに戻ります。

脳内の言葉は

「自分の意思」

「自動プログラム」

の2種類があるとお話しました。

 

そして、「脳は必死で変化を止める」というお話もしました。

 

これらのことから、自分の声を出してコントロールできるように頭の中の言葉も

「話す」

「止める」

を自由にできる訓練をするとめちゃくちゃ楽になります。

(※望むものだけを許可することができる)

 

世の中にはマインドフルネス(瞑想)などのやり方もたくさんあると思いますが、

基本目を閉じてやりますよね??(目を開けるのあるのかな)

 

でも朝起きてから寝るまでは基本目を開けて過ごすわけです。

すると、この視界からの情報にいろいろ反応して意識があっちこっちに行くと思うんですよね。

 

なので僕の場合は目を開けたまま頭の中に浮かぶ「言葉とイメージ」を

問答無用でぶった斬る

という訓練をして晴れて脳の主人となりました。笑

 

大事なのは「今に集中」することです。

 

思い浮かべて下さい。

きっと普段生活してるときに、

「あぁ昨日なんであんなことしちゃったんだろう・・・」

「来週までに資料作らなきゃ・・・」

(ご飯を食べながら)「次にやらなきゃいけないことを考えてる」

など意識が「過去・未来」に行ってること多くないですか?

時制だけでなく、いつの間にか考えてて意識が内側に向いてる状態ですね。

 

これを「マインドワンダリング」と言います。

ほとんど1日の中で今に集中してる人は少ないんじゃないですかね。

 

もちろん過去や未来の「ワクワクすること」みたいなのはOKだと思います。

でも一日約6万回こういった自己対話をしてると言われますが、その多くはあまり気分が「快」にならないものになりがちでは?

 

普段から頭使いすぎててパンパンなんですよね。

なんでもっと「空っぽ」の状態があってもいいんです。

何も「言葉・イメージ」も浮かんでない状態でも行動はできます。

 

というかむしろこの状態は「集中」してるときの感覚と同じです。

没頭してる時は余計なこと浮かんでないですよね。

 

なので訓練するとかなり早い段階でこの“集中モード”に入りやすくなります。

 

つっちー流「思考のカットアウト」

では僕がやって「脳への手綱(たづな)」を手に入れた方法を説明します。

 

①目を開けて情報が入ってくる状態にする

②いろんな情報に対して浮かぶ「言葉・イメージ」を問答無用でぶった斬る

あっ、以上です。笑

 

まず歩いてる時でも、家から外眺めるでもOKです。

僕の場合は外眺めてやってました。

 

外を眺めてると人の流れや視覚情報が入ってきます。

それに従っていろいろな言葉が浮かんできたり、イメージが浮かんでマインドワンダリングしそうになります。

 

もし言葉が走ったら、その瞬間に文字を切ります。

それを何がなんでも1分間続けます。(慣れると脳内無言の状態を伸ばせます)

例)「あの人かっ・・・」(あの人可愛いな)➡︎あくまで例文ですよ!笑

他にも

例)「今日そういえっ・・・」(今日そういえばあのこと連絡しなくちゃ)

例)「なんかさっ」(なんか寒いな今日)

みたいに、最初はもうどんどん止めようとしても言葉が浮かんでくるので、切りまくります。

 

僕がやってて多かったのは「説明をしようとする」こと。

どういうことかというと

例)今は言葉切らないといけないから

みたいに今やってることを気を抜くとすぐ説明しようとする言葉が浮かびました。

これも

「いまっ」みたいにすぐ切りまくります。

 

やっていく中でとても重要なのが

「感情を絶対に入れない」

ことです。

 

脳は感情が大好きです。

感情を見せれば脳的には「あっこれ必要なのね」としつこいくらい見せてきます。(まじで空気を読めません)

 

なので過去に嫌なことがあったことを不意に思い出してしまったときに

「あぁ・・・そういえばこういうことあったな・・嫌だったな」

とか

「そういえば超あの時ムカついたんだよな︎!!!Fuーー○k!」

とかって、消そうとしても逆にずっと頭から消えてくれないことなかったですか?

 

あと丁寧に説明するのもダメです。

「だからこれは〇〇だから解決したじゃん、もう大丈夫だよね」

と自分に優しく説明しても

脳は「かまってくれてる、やっぱ必要なんだ」とこれまた空気が読めません。苦笑

 

例えば

(脳)「明日何時に待ち合わせにする?」

(あなた)「んー13:00にしよっか」

(脳)「わかった!で、明日何時に待ち合わせする?」

(あなた)「えっ、ちょっ笑 13時でいいよね?」

(脳)「オッケー!!で、明日何時にする〜?」

(あなた)「・・・・」

みたいなのを何万回もやってくるイメージ。苦笑

最強のかまってちゃんです。

 

説明や浮かんできたものを途中で切るのは最初難しいです。

「ツァイガルニク(ザイガニック)効果」といって中途半端なものは気になってしまう心理があるからです。

テレビのCMまたぎもこれを狙ってます。

 

ですが、心を無にして「どんなに途中でも、理由があっても、感情を揺さぶられそうでも」斬って下さい。

 

要はそのことに少しでもフォーカスすること自体が「必要なのね、じゃあもっと見せちゃる」ってなると。

 

脳が見せてくる望まない情報に唯一勝てるのは“圧倒的無視”だけです。

 

怒り・不安などの負の感情はなんのメリットにもならんです。

まじで無駄。

RASが悪いように作用します。

 

負の感情を伴うもの、実のない無限ループは、自分のために「無」にして速攻ぶった斬って下さいね!

(こんな感じで⬇︎w)

 

 

 

仲間になれば脳は最強!

 

脳のコントロールを手に入れたら、徹底的に脳を使いこなしましょう。

脳は質問したことを「バックグラウンド」でずっと探してくれる機能があります。

 

「何かアイディアが欲しい」「解決策が欲しい」時など

脳に対して質問します。

 

声に出した方がやりやすいですかね。

自分の音声情報も脳への刺激になるので。

(思考をまとめる時も声に出しながらした方が、マインドワンダリングしないで上手くいきます。)

 

「〇〇を叶えたいんだけど、どうしたらいいかなぁ?」

「□□のために良いアイディアが欲しいんだけど、何かないかな?」

など知りたいことは聞きまくりましょう。

 

あなたが散歩してても、ご飯食べてても、ゲームしてても、アニメ見てても必死で脳は答えを見つけようと動いてくれてます。

 

そして意識的に脳を休ませてる(ボーッとしてる)時に脳はいろいろな思考を整理したり、情報を繋ぎ合わせたりしています。

これによって「ひらめき」が出る仕組みなんですね。

 

これを「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と言います。

 

なので会議をしてる間などはいい考えが浮かばなくても、その後少ししてご飯を食べてると

「あっこれいいかも!なんでさっき浮かばなかったんだー」みたいになります。

 

これは脳の仕組みなので意識的に利用すると便利です。

だからよく成功者たちが朝ジョギングしたり、散歩したりしてるんですよね。

 

あの有名な「アインシュタイン」も

 

もし、あなたがが死にそうな状況になって、
助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、どんな事をしますか?

 

という問いに

 

最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう

 

と答えています。

質問の内容はあれですが、偉人たちもこの脳の仕組みを意識的に使ってたということかもしれませんね。

 

質問をすることは「潜在意識」の力を使うスイッチになると言われています。

 

ちなみに

「顕在意識:潜在意識=1:9(3:97とも)」

という説があります。

 

大まかにいうと、「自分が普段使ってる脳の力より、圧倒的な力を秘めてるのが潜在意識」

そして、その潜在意識を使うためには

脳に質問すること

ということです。

 

【まとめ】知ってるは力になる

 

はい、かなり熱量を込めて書きました。笑

でも、好きなことなんであっという間に書いたって感じです。

 

人間同士たいして能力差はないと思ってます。

脳みその大きさも、大まかな体の特徴も違わないですよね?

 

結局

「知ってるかどうか」

「やったかどうか」

くらいかなと。

 

知識を知るのに早いも遅いもないです。

知ったらみんな一緒。

使えばいいだけですよね。

 

なのでまず自分の脳をコントロール下に置いて、脳力を最大限利用して楽しくやってきましょう!

 

Koichi
長文読んでくれてありがとでした。
少しでもお役に立てますようにー!

 

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